9月。
小さな花たちの名前も知りたいものだ。
植物の名前を写真に撮ってチェックできるアプリで調べてみるのだけど、
なかなかわかりづらい。
私たちも撮って~!と言われたような気がしたキバナコスモスたち。
人間さまの屋根の上だろうが、電線の上だろうが、
オイラの止まりたい所で止まるぜっ ってアオサギ。
クールな一匹狼って感じの面構え。実はきっと照屋さんなんだろうな?
と、アオサギにほれぼれしていた矢先、
ヒヨドリちゃんのオチリ。
近所の銀杏並木は、縦に細長い木で、
枝葉を横に広げないような種類なのか、
そのように剪定されているのか?
秋になったからといって美しく黄葉するわけでもなく、
気が付いたら枯れてる……ってな木で。
でも、散歩してかなり遠くまでその銀杏並木を歩いてみたら、
2本だけ実をつけ始めていることに気が付いた。
長~い銀杏並木の中で雌の木がたった2本だけあるってことかな?
9月になったら、ほら!
銀杏だよ! こんな風に木になるのかぁ! と初めて見た私。感動でした。
これが熟して落ちて、落ちてからさらに外側の果肉(?)の部分が腐って、
中から硬い殻の銀杏が出てくるわけね~と感無量。
秋なんだねぇ。
1~2週間後、ますます色づいてきたよ。
さぁ~、落ちてきんしゃい!
と身構えて楽しみにしていたのだが、
後日、
跡かたもなくすっきり無くなっていて、
根本にも何も落ちておらず。
この一本の雌の銀杏の木の前には一軒のお店があって。
店名をよく見たら「お掃除●●」。
お掃除専門店だった!
だから、か。
店の前を臭い銀杏の実なんて落としておかないのだ。
さすが、お掃除のプロ! でも、がっかり。
……と思っていたら、
道を挟んで反対側の銀杏並木にも一本だけメスの木があって、
そちらの根本は踏まれてつぶされたらしい銀杏の果肉の跡が
汚く残っていた。
でも、ギンナンはとられた後らしく、汚れだけが残っていた。
臭いもなし。
銀杏、採ってみたかったなぁ……。ちょっと嗅いでみたかったなぁ。
つづく